第23回

 

7月12日 11時〜16時
産業貿易センター台東館 階

最新更新日 令和2年3月20日

今年は工房の設立20年と特製品の製作を開始してから15年となるので特別な車輛を製作します。
なお飯田線の旧型国電は今作をもって連続製作は一旦終了と致します。

今年の製作車輌

今回の製作のみディスプレイモデルとして製作します。
動力ユニットは付いておりませんのでご入用の場合は別途お申し付けください。
サハ48の2輛については作り分けはしていますが、GM製台車のTNカプラー装備内装未取り付けの予定です。

クモハ52001 サハ48024 サハ48021 クモハ52002

前回JNMAフェスティバルの会場で販売しました飯田線の製作品で
処分見切りとしてMクラスの製品をアウトレットとして販売しました。
今回は少数ですがご用意出来そうです。
今回は客車のキットで僅かなエラー等で製品化出来なかったボディも出す予定です。

今年の開催は出来るかどうかは現時点では解りませんが、開催予定ありとしての準備を進めています。


令和2年3月20日

クモハ52 ボディ試作

レジン成型を終了して作ボディを組み立てたのでその画像をアップします。
本来クモハ52の断面は42・51系と同一寸法なのですが、キットのデフォルメ加減で車体幅や屋根高さが異なってしまいます。
GM42系キットは屋根板が72・80系と同じの広幅車体で窓の大きさも流電キットと少し違っており
同じ屋根カーブが有る物は存在しない為流電キットに近いカーブを持ち狭幅車体で有るクハ76用の屋根板を使っています。
この屋根板を使った場合は屋根の高さが0.3ミリ程度低くなり頂点辺りの屋根カーブがフラットになってしまうのですが、
編成を組んだ場合はそれ程の差異が少ないという部分で採用となりました。
この車体以外にも試作ボディが有り、客車43形と35形は屋根高さが1.2ミリ程度高くなり、旧国51形もほぼ同じ結果でした。

前回のクモハ52005の試作ボディとの妻板部分で観る屋根カーブの差異
前作のクモハ52の2次流電との違いは妻板にハッキリ出ていて窓の大きさもかなり異なっています。

前回製作品のサハ48029との接合確認の画像

サハ48029はタヴァザ製キットですが屋根板をクハ68用の物を2枚使って製作しています。(2013年6月作品)
床板と台車はカトー製品(サハ87用+客車用TR34台車)に内装板を付けた物で妻板部分は加工しています。
クモハ52が最初にクハ68の屋根板を選んだ理由はこの車輌が成功していた為です。

サハ48029はキットではサハ78(72系)の屋根を使う様に指示されていますが狭幅車体にしたかったので
流電の妻板とクハ68の屋根を使って組み上げた物です。
この感じだとほぼ屋根の高さは殆ど気にはなりません。


令和2年3月10日

レジンにて複製の製作

原型がほぼ揃ったのでレジンで複製品を作成して車体パーツの完成を目指します。
気温は低いのですが、通販でバンドヒーターという便利物を見つけて半田付け用の調整器で発熱量をコントロール出来そうなので
試行錯誤をしながら成型します。

ゴム型は一度シリコンに埋めてからの切り出し作業を経て分割線を設定します。
(今回曲面の有る複雑な型取りの画像を出すのは初めてです)
シリコンゴムはカッターでの切削は不可能なので医療用のメスを使用して切り出しています。
メスの刃は高いのですが切れ味には変えられずこの作業の必需品となっています。
これは片面の型取り作業を終えた所の画像でこの後にバリアーコートを塗布してもう一度型枠に戻して
表面の型取りを行っていきます。

レジン製の前面画像

ファーストショットは不良でしたが2回目以降はきれいに取れた為画像を公開します。
成型後にバリ取り等の作業を終えた段階の画像でこの後に試作ボディを作成します。


令和2年3月1日

原型の製作−4

編成中間車のサハ48の妻面の製作も同時進行です。
妻面のトイレが有る面ははめ殺しですが窓が付いています。
24と21では形状が少し違うのでそれぞれに製作をします。
21の窓は中桟を入れるのを忘れた為組み立て時に追加加工をします。
サハ48は32系の付随車で昭和6年製作の分が飯田線に入っており元々は偶数車ですが21は方転されて奇数向きになっています。
昭和6年製は側面両車端部分の端梁の補強部分に当たる出っ張りが無くなってスッキリとしています。

サハ48もサロハ66もサロ45も製造当初はトイレの設置が無く運行を開始してから要望が多く中間車にはトイレを付ける改造工事がされています。
サハ48は妻面には両方共窓が有りましたがトイレ部は塞がれてその対面は窓が一部残されています。
21と24の差異はトイレ窓が違うのが判別点の一つとなっています。また貫通扉は木製の原型かアルミ製の軽量化ドアのどちらかですが
表側は淡緑色に塗装されており内側の写真を見ない限りは判別不能です。
原型の木製ドアの場合は室内と同じ仕上げでブラウンニス仕上げになっており軽量化ドアは塗装されている為判別はそこでしか出来ません。

モハ32系 横須賀線 当時の編成(基本編成+付属編成)

基本編成
モハ32 サハ48 サロハ66 モハ32

付属編成
モハ32 サロ45 モハ32

付属編成−2
モハ32 クハ47

製造当初昭和5年はサロハが付属編成でサロが基本編成でしたが増備後に入れ替えています。
クハ47は1〜10のオリジナル番代で全車偶数車です。
(飯田線の47009は方転車で50番代はサハ48からの改造車・100番代は42系サハの改造車)
モハ32は後のクモハ14で低屋根化された車輛が身延線に多くいました。
クハ47のオリジナルも身延線に原型の近い形でおりました。
付属編成とは別に貴賓電車としてクロ49001・2が有り皇族用として使われています。



令和2年2月20日

原型前面の製作−3

前面部分の製作をほぼ完了しました。
引き続きボディとの接合面の合わせ作業を行っています。
前面部分の乗務員扉は既製品が存在しない為プラ板を切り出して製作しました。
試作中のボディはクハ47−100のシル・ヘッダーを削り落とした側面部分とクハ68の屋根板を組み合わせた物です。
それに合わせて妻板部分の原型も製作します。妻板の貫通路扉も既製品は有りませんのでプラ板から製作しており
扉廻りはほぼ自作となっています。ジャンバー栓は52001の付いているタイプを表現しており
レジンパーツ化された物はジャンバー栓を削り取れば52002となる様にしています。

この原型を製作して仮接合して床板・台車を付けてみた段階でプロポーション全体に問題が有る事が解りました。
屋根の高さが高すぎてこの車輌のみ大きくなっている事です。(屋根高さが約1.2ミリ高くなる)
原因は元のクハ47のキットの窓が上下方向に大きいという事が大元なのですが
この部分を作り直す事はもう出来ない為(全ていちからやり直しになるか側板そのものを改変する事)
この部分を生かして出来るだけの事をするという方針に変更しました。


令和2年1月20日

原型前面の製作−2

引き続き前面部分の原型の製作で側板から繋がる前面の円形の部分の下側は垂直になっていますが、
窓の部分は少しだけ上方に傾斜が付いているので、試作で半分の部分のプラ板を作成してこれを型紙代わりに同じ物を2枚作成します。
その内側に少し小さめの物を現物合わせで2枚造ります。前面の中央部分のみもう1枚別に作成して外側の接着の時に繋がり易い様にします。
外側は曲げ加工をしてから1枚ずつ接着して乾燥させてから内側部分を3枚構成にして同じように曲げ加工をしてから接着して前面の曲面を作ります。
(1回の作業では完全に決まらないので、位置が完全に来るまで外側の作業は数回繰り返しています)
前面部分が完全に固まってから屋根の部分の加工に取りかかります。プラ板の積層である程度の大きさにしてから削り出しをします。
この段階で仮の接着予想車体を作っておきます。この段階ではクハ47−100の側板とクモハ51の屋根板を組み合わせた物を造っています。

積層したプラ板を削りだしてある程度まで合わせた時の画像

前面部分の側板形成だけで1週間程度、屋根板の削り出しはこの段階まてで15日程度かかっています。
この後さらに修正作業をしております。


令和2年1月1日

ご存じの様に最後の製作車輌は狭窓流電です。
この車輌はキングスホビーのキットとトミーテックの鉄コレが出ているだけです。
すでに原型となる前面の製作を始めています。

前面部分下側と乗務員室部分の組み立てはプラ板の上に線図を引いてその上にプラ板0.5ミリを接着して固定してから
さらにもう1枚を重ね張りして土台の作成をします。

今年は動力ユニットの付けずにT車設定に致します。


旧型国電の動力について
継続的に製作品を作るという観点から鉄道コレクション動力は使わず、既存の動力ユニットに台車を履き替えをして
搭載する予定です。モーターカバー部はレジン製パーツに置き換えます。従いまして能力は以前と変わりません。
但し手持ち在庫が半分になりましたので当面の間は動力付きの特製品の出力は多くは有りません。
17メートルはカトー製品が出ましたのでこちらも手持ちの中から製作していきます。

23回目・去年のJNMAフェスティバルの詳細情報