ドイツ・モーゼル地方・ケステン村のワイン畑ディオラマ

以前より当工房とのおつきあいが有るワインインポーターの(株)ヘレンベルガーホーフとの共同企画作品です。

最新更新日 平成19年10月1日

この風景をディフォルメしてディオラマに再現します。

各デパート等の催しなどで使って頂いております。

この画像は9/22〜4のヘレンベルガーホーフの本社倉庫での展示会ハウスメッセに於いての展示風景です。
ものすごく丁寧に扱って頂いており、破損が全く有りません。このような状態で使って頂くことは非常に喜ばしく思います。

ドイツ・モーゼル地方の畑を借りてぶどうの木 3本から取れるワインを毎年お届けするという企画で、
この風景の畑からのワインが4〜6本くらい届く様になっています。

今年のハウスメッセは2006年のシュペートレーゼが試飲として供されていました。


更新日平成19年4月1日

建物の製作

建物類の基本はFALLERキットからの加工改造で壁はプラ板で製作して窓枠・扉・屋根板はキットよりコンバートします。
画像はプラ板材を切り出した所でこの後に窓・扉の穴を開けてから組み立てます。右画像が完成した建物


更新日平成19年4月20日

建物の製作・樹木の製作

建物はもう一つ教会が有り、これはほぼキットのままで完成させています。
樹木はぶどうの木でで今回の製作のメインとなるものですが小さい上に数量がとんでも無い量(約600本)で
当然全部手作りでしか出来ないので1本に10分程度かけて作りました。

葡萄の木はなるべく手間を減らす為にウッドランドの広葉樹の枝の部分をカットして折り曲げてから、
BOSCHのスポンジを一つずつピンセットで接着剤をつけながら仕上げていきます。
右端の画像は約150本出来た時の画像で小さいのでこれだけの分量しか有りません。


更新日平成19年5月20日

地面工作・全体製作の開始

ベースとその上に作られる風景の骨格部分の製作開始です。
ベース版はベニヤ板9ミリに24×36ミリの角材を接着ビス止めしてから枠を50ミリチーク材を接着+釘止めにして
その上に地面ベースとなる5.5ミリのベニヤ板をこれも接着+釘止め・背景ベースも9ミリベニヤ板を釘止め
にて組み立てています。横は持ち手になるロープを出すために12ミリの穴を開けています。

発泡スチロールを接着後にカッターナイフで成型後石垣やほこらを接着取り付けした状態と
それに建物類を仮置きして全体の雰囲気を確かめるために撮影しました。

発泡スチロールの上に直に紙粘土を盛りつけていき、成型出来たら乾燥後に下地をアクリル絵の具で着色して
(今回は農道も着色にして地面との一体感を出しています)背景を描いて行きます。

下生えはウッドランドシーニクスの製品+ボッシュの製品+カトーのバラストを数回に分けて散布
固定出来れば電動ドリルで葡萄の木用の固定穴を開けて行きます。画像はその時の物


更新日平成19年6月1日

完成画像集−1

完成画像−は全体としての画像と建物が有る下側中心にご紹介します。
実際の現地の大きさだとこの景色の端から端で約500メートルの長さになるのですが相当のディフォルメをして
風景全長45センチの中に納めています。建物は特に縮小させて製作しましたが特徴は全て盛り込んでおり
現地の画像と比較してもそれほどの違和感を感じないものとなっています。
ディオラマ左端の小さい建物はSt・ニクラウスのほこらでワイン農業の守護聖人とされています。

この屋根付きの建物は古いタイプのぶどう圧搾機です。このタイプのものはモーゼルにはほとんど残っておらず
当然現地にもこの風景は有りません。
ですが昔(約50年前)はこの様な作業をしていたという意味を込めて架空ですが作りました。
これはキットで発売されており、実際にPFALZ地方に残っているものを再現したと聞いています。
これよりも新しい機械で水圧で圧搾させるものはエゴン・ミュラー家にはまだあるそうです。
現在は真空圧搾機が標準で使われています。
ワイン樽も現在は殆どがステンレスタンクになってオーク(樫)
樽は少数派ですが高級ワインではまだまだ
良く使われています。ディオラマに使われている大きさはフーダー樽と言って約1500リットル入りの物です


更新日平成19年7月1日

完成画像集−2

今回は主に上から撮っている画像を紹介します。
現地の画像でも下から上に向かっての画像が殆どで上からおろして撮ると言うことはあまり公開されていないので
どうすれば良い風景となるかを検討するために撮影しました。結果は自分でも良くできていると思っています。
この撮り方をすれば手抜きをしているディオラマなら一発でばれてしまう部分なので実力が試されていると思っています。

トラクター近辺のアップ画像
所々につぶつぶに見えるのは鉄道模型用のバラストです。現地はスレート板岩が風化して堆積しているので有る程度
雑草が生えればこんな感じに見えます。斜面では各所に作業している人が見えます。

モーゼル川の観光船から撮影すると本当にこんな感じになります。


以上で連載は終了です。
制作時間は全部で約350時間ぐらいかかりました。

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