秋の特製品製作

製 作 中 の 画 像

最新更新日 令和3年12月1日
製作車輌の発表
マロネ49 ブドウ1号 青帯
マロネフ49 ブドウ1号 青帯

今回のページは更新部分は下に行くほど最新部分になっています。

旧キングスホビーが出していたキットをアルモデルが再販している為、実現できた車輛です。
彗星・銀河シリーズの白眉の再現となりました。

マロネ49・マロネフ49は昭和30年7月以降に一等車廃止に拠って格下げされた元一等寝台車マイネ38・マイネフ38です。
昭和5年に5輛ずつ製作されて特急富士に1輛ずつ連結されていました。
マイネ38には特別室が有りシャワー室も途中から設置されていましたが1年程で撤去されました。
戦後はすぐに連合軍に接収されて返還は昭和25年ですが改修を行っています。
マイネ38 1・4・5は接収中にKM−2で冷房化されており今回は冷房化された車輛を再現します。
冷房化された車輛は一部の客扉を鉄板で塞いで配電盤を設置している為外観が異なっています。
寝台は全て区分室(個室)で4人用2室・2人用3室・特別室が1室有るのが特徴です。

マロネフ49はマイネ38の暖急車バージョンですが全て個室寝台ながらマイネ38の様な特別室は有りません。
この車輛は冷房化されずにそのまま使用されて主に東北筋での運用が中心でした。
痛ましいのは元ヤンキーリミテッド特殊列車での使用で洞爺丸事故に拠ってマイネフ38 5が水没して廃車となっています。
この車輌は1輛毎に少しだけ差異が有り最も再現しやすいマロネフ49 1 を再現します。


令和3年10月1日

車体の組み立て画像

今まで画像を上げていませんでしたが取り敢えずちゃんと活動しています。
製作数は少ないですが確実に前へ進んでいます。

マロネ49

車体組み上がり画像

床下は今までの作品と同じくプラ板の自作に自作の台車ボルスターとカトー製TR73の構成となります。
今回は内装の側面部分が入っているので無事に入ればかなり良い感じになります。
こちらは冷房改造車で(1・4・5)客扉が1枚塞がれているので見分けは付きます。
今回は客扉のデッキのアンダーステップを付けています(銀河製品ですでに廃番品)

冷房の風洞は連合軍接収時にすぐに付けられましたが空気調和器の屋根上の鋼製蓋は返還後に付けられた物です。
こちらの冷房車は主に東京・博多間のディキシーリミテッド(後の早鞆)の使用が主となっています。
非冷房車の2・3は主にヤンキーリミテッド(後の十和田)での使用となっています。

マロネフ49

こちらはマロネフ49 1で製作を進めています。
この車輌は主にヤンキーリミテッド号から特殊列車を経て急行 十和田に一貫して使用されており
編成末尾にいつも付いており仙台での転換車です。マロネフ49は全車非冷房車です。

特殊列車編成のもう1輛のマイネ38は全体の輛数が足りないのでマイネフ38で代用されている場合があります。
(1号車のマイネ38は青函線航送車で予備を含めて5輛使用になっています・洞爺丸事故のマイネフ38 5はそのために水没車となる)


令和3年10月31日

床板の試作

床板の製作そのものは試作では無くこのキットに付属している客室の仕切りが無事に入るのかが問題点になっています。
試作と言っても各1輛ずつしか出せないので確認の意味合いがとても大事になってきます。

床板の製作 (マロネフ49)

これは当工房ではお馴染みの製作法でプラ板の中に錘を挟み込んだ方法でデッキ部分は1.5ミリ下がっていますので貫通路がスッキリ見えます。
この車体はGMキットキットと多少寸法が異なっていますのでそれに合わせて製作しています。
台車はカトー製のTR7で車高調整も出来ています。

室内パーツの修正

このキットの特徴として内装パーツの一部(客室の廊下との仕切り板)が付属していますが切り抜きが沢山有るので
そのままでは使用が難しい状態です。真鍮製品なので帯金やその他の材料を駆使して切り抜きの部分を埋める加工をします。

ハンダ付けで切り抜き部分を埋めている時の画像

折り曲げ加工をして合っているかどうか、と高さの部分で干渉しないかの確認作業に入ります。
室内の仕切り板は1枚しか無いのでこの部分はプラ板での製作となります。


令和3年11月20日

マロネ49の床板の製作

マロネ49のキットに付属している内装の仕切り板はもう少し加工を加える必要が有ります。
決定的なのは特別室専用のトイレ・洗面台の個室の仕切り部分が無いのでこの部分を補ってやる必要が有ります。
もう一つは後位側の給仕室はは取り付けが逆になっていてキットの仕切り板を一度切り離して欠損部分を増設して
壁を反対側につけ直す事が必要になってきます。以外とこれらの作業はやや面倒な部分です。

内装の仕切り板の欠損部分を修正して仮乗せをして確認をしている状態です。

この画像は内装仕切り板を乗せて床板を一度はめ込んで接触部分が無いかの確認を取っている所です。
見えにくいですが上記の内装仕切りが中に仮組みで入っています。

床下機器の取り付け

続けてレジン成型済みのパーツから床下機器の取り付け加工を行います。
今回は冷房車ですが、1は最初よりKM−3が搭載されています。4・5はKM−2が取り付けられいて機器が異なってきます。
これは昭和22年当初に4と5が冷房化されてその後に1が冷房化された為です。
なお昭和32年以降に3輛共にKM-7にグレードアップされています。

今回の製作車輌の想定はマロネ49 1を想定しており、KM−3の機器取り付けとなっています。

床下機器の取り付け加工を終わってから内装廻りの加工をしていく予定です。


今回の製作数ですが、マロネ49 1輛 マロネフ49 1輛(青帯・昭和30年以降) マイネ38 1輛(白帯・昭和30年7月以前) の計3輛の製作です。
塗装はいずれもブドウ1号で昭和25年以降・昭和35年頃までの各状態です。


令和3年12月1日

マロネ49の床板の製作−2

床下機器の組み立てを終わってから室内の区分室の組み立てに入ります。
当方の寝台パーツは仕切り板とは別になっていますので各部屋の仕切りは0.5ミリのプラ板で表現します。
キット付属のエッチング仕切りは2人質の中央を開放して4人室に出来る部分が1区画有りそれ用なのでこの部分のみ金属です。

マロネ49 の室内割 

マロネ49の一番前の区分室が特別室で洗面所・トイレも専用の1室を持っています。
定員は2名ですが、ソファーを寝台代用すれば3人使用も可能です。
次の狭い3室が2人用ですが後ろ側の2室は仕切り板を開放する事で4人用としても使用出来ます。
後ろ側の広い部屋が4人用個室です。最後のやや狭い部屋が喫煙室で一時期ここにシャワールームが設置されていました。

マロネフ49 の室内割

マロネフ49は全て2人個室になっています。
前方側の廊下側の部屋は給仕室で2人がサービスに当たっています。

マロネフ49 の床下配置

今回はここまでです。


令和3年12月20日

この製作は後は塗装をすればほぼ終了なのですが、工房にトラブルが発生した為少し工作を延期しています。
再開と次の工作記事は1月以降になる予定です。

模型トップに戻ります。