平成19年度の作品

165系 サハ164 冷房化改造

165系の異端車サハ164 マイクロエース非冷房を屋根上の改造をしました。
トミックスHG製品と連結するためのグレードアップ加工等も施してあります。塗り分け線は同一ですが車高とオレンジの色が少しだけ
変わっているので車高調整の上でオレンジ色は軽く上塗りの上で屋根色も165系HG用のダークグレーを作成しています。
クーラーと通風器の位置は窓柱位置を重視して実際の配置に近いものになっています。

売店部分の窓は下側が磨りガラスになっていますのでこの部分のみペーパーで曇らせています。反対側は通常窓です。


485系 クロ481−2101 トミックス製品切り接ぎ加工品

クロ481−2000番代はトミックスより発売されていますが、2101は1両だけの異端車の為か発売はされていなかったので
今回の製作となりました。新しいシリーズのサハ481とクロ481との切り接ぎですが、クロ481は改修はされているものの
基本は旧製品のままなので車体断面が僅かですが違っておりいかにして段差を無くして切り接ぎである事を解らない様にする事
を最優先にして加工しました。またそのままでは車体長が長くなりすぎるので短縮しましたが元より3ミリ長くなっています。

右は切り接ぎ加工中の画像、屋根の部分は段差が約0.5ミリほど違いますのでパテ修正を念入りに行いました。
側面も車体裾の断面Rがかなり違うのでサハの車体側にかなりの削り込みが見られます。
後位側の行先表示器とトイレ明かり取り窓は埋めています。
2000番代と2101はドアの位置とトイレ部分の位置寸法が基本的に違うので約3ミリのボディ長が発生しました。
床下はこれに合わせて延長工事をしています。延長部分はTNカプラーの位置変更で済ませています。
塗色は調色にて合わせており編成を組んでしまえばそれほどの違和感が出ない様になっています。


ED77−10 マイクロエース細密加工品

ここのところマイクロエースの製品を加工して欲しいという依頼が増えてきました。
今回はED77−7量産機を10番の特定番への変更と細密化加工という内容でしたが、ご多分に漏れずこれも苦労作です。
いままでこの手の物は思っているよりコストがかかるので受注までに至らなかったのですが、着手してみてまず閉口してしまったのは
窓ガラス類は全て流し込み接着で窓ガラスが取り外すことがほぼ不可能でどんなに気を付けて取り外し作業をしてもやはり無傷
というわけには行きませんでした。従って今回は注文外加工として側面窓の全てを交換加工しています。
フィルター上の明かり取り窓はトミックスのEF81よりコンバートしていますが窓寸法が上下に0.3ミリ左右に0.6ミリ大きいので
ボディ側の方を全部加工して違和感の無い様にしてガラスの入る部分の高さ調整をした上ではめ込みしています。(無接着)
その他のパンタからの引き込み線等は普通に工作を行っております。最後に車番インレタは通常の大きさで作成したのですが、
この製品群にはかなり大きかった様で事前に調べておけば良かったかなとも思います。
塗装は赤1号はマイクロエース近似色に調色しています。

細かい部分も実車との相違点が幾つか有るので出来る範囲で修正をしています。
前面ステップが側面まで流れていましたが手摺りを過ぎたあたりで無くなっているので削っておきました。
一番手間のかかるクレーンフックは今回は省略しています。

側面窓ガラスのはまり方の確認で向かって右端がオリジナルのもの、画面中央の窓がEF81の窓ガラスを入れた状態
オリジナルは一段後ろに下がっていますがトミックスのものを入れると印象がかなり変わります。


キハ91−1 スタジオフィール組立加工品

数年前に宮沢模型から発売されて一世を風靡したキハ91−1 試作車をさらに後年改造+マイクロエースキハ91との合成で完成
させた物です。当初キハ90−1(350馬力版・後のキハ91−9)で製作を進めていく予定でしたがキット形状がどうしてもキハ91−1
にしかならないという事実が判明した上、折り返しの前面補強パーツの位置を貫通扉に合わせるとテールライトケースの取り付け穴
が絶対に合わなくなる、テールライトケースそのものもオーバースケールで大きすぎる、キハ91−1に変更してもタイフォンの飾りが
小さすぎる、車体断面が折り曲げの時点で一致しておらず再修正で曲げ角も補強材(窓枠と一体)との不一致等問題続出で、
普通ならこの程度の組立だけなら2日も有れば十分なのですが、今回修正を含めての組立のみが10日ととんでも無い手間が
かかってしまいました。またマイクロエースキハ91との合成も一苦労で床下をほんの少しですが細くして車体に合わせています。
ボディ上のラジエーターも苦労でちゃんとベンチレーターを載せると合わなくなったのでマイクロのラジエーターとの合成としました。
説明書もキットとの相違がかなりの範囲で有り、多分設計変更をしたものの説明書改訂が出来ていなかったと思います。

 

この試作車は車体断面が381系と似たような感じで裾の絞り込み+側面が上に向かってやや斜めに傾斜しておりこの形状出しが
折り曲げ済みボディでは完全に不足していたので形状修正しましたが前面も変わってしまうのでこれもまた修正、
すると前面の後退角の付いた形状が完全に合わなくなりまた修正とこの部分の角度出しが苦労しました。
前面の補強材が貫通扉との一体なのでこれもまた修正、すると貫通扉が一段へっこんでいる部分も修正(幌台座が内側に有ります)
運転席と助士側のタレ目窓もガラスを貼る糊しろ部分が全く考慮されておらずこれも修正と修正だらけの作品です。
客扉も説明書ではボディ外側に出っ張る様になっていましたが、これはさすがに修正不能でここで91−1に変わらざるを
得なくなった決定打となってしまいました。
(扉を外に出すのには幅を1.5ミリ減らす必要が有り減らすと外側の小窓にかかる、またボディカットが出て強度不足が発生する)
ベンチレーターの説明も間違っていたため調べ直して取りつけています。
(旧ガラベンの位置に蓋をして煙突状のグロベン形式を再装着する、見えにくいですが前客扉後方とトイレ通路中央はガラベン)
前面機器つなぎ箱も後期のもの、渡り板はタヴァサの気動車幌枠飾りに付属している物で気動車独自のもの、
タイフォンの飾りデリアはプラ板+エッチングの通風機用をカットしたもの、テールライトは旧国半流用の小さな物に交換
屋根上ラジエーターの先頭整流フィンはキットの物を使わざるを得ないのでそのまま使用しましたが、
ラジエーター本体は長さが足りないので(約4ミリ)マイクロエースのパーツを整流フィンギリギリの位置でカットして使っています。
従ってラジエーターの上がりと下がり配管の位置が合っていません。
見えにくいのですが、タイフォンデリアの下側にはジャンパー栓受けが並んでいます。EF63用の物を使いました。

製作中の画像・この時点では前面にまだかなりのアラが有ることが解ります。


飯田線の旧型国電クモハ43015

今回の製作では基礎部分の工作をアップさせ、新しく妻面のパーツ等を作成してより前回よりは良くなるように勤めました。
コストの関係上屋根上のパイピング等は見送りになりましたがその他の部分はかなりのディティールアップをしています。

パンタグラフはカトー製品のPS14とPS16の合成品で屋根廻り配管はモールドに避雷器台座とアース管を足しただけですが、
これだけでも非常に効果は高いと思います。ヘッドライトとステップは別パーツ・ジャンパー栓と受け・手摺り・幌枠・サボ受けも
加工して取りつけています。窓もプラ成型品のはめ込み窓を使用しています。

今回の基礎部分のアップグレードとして妻面の加工(レジンパーツに置き換え)
床下機器の充実(MR10タイプの6連抵抗器+抑速抵抗器・CS−5制御器も新規製作・3連ヒューズも同じく新規)
ベンチレーター下部の台座を追加(103系用のカトー製品は台座が無いので)して全体の底上げを図りました。

クモハ43015とクハ68414のペア写真を撮っています。


EF210−100番代 109〜 シングルアームパンタ装備車

カトー製品加工車で109番以降のシングルアームパンタ装備車を再現しています。
シングルアームはカトーのアッセンブリーパーツを使用、その他は前面の手摺りや解放テコ・ブレーキホース(トミックス)
で軽めの加工です。車番はエッチングパーツを高さ調整と前面部分は曲面加工してなるべくツライチになるようにしています。
車体はATS車上子を取りつけただけですが非常に効果が有ります。


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平成18年分 の製作品(Nゲージ作品集PART−3)

平成17年分 の製作品(Nゲージ作品集PART−4)

平成16年分 の製作品(Nゲージ作品集PART−5)

平成14・15年分 の製作品(Nゲージ作品集PART−6)

平成13・14年分 の製作品(Nゲージ作品集PART−7)